2024-09-27

24年間住んだエルサレムを離れて今日でちょうど丸1年

ヘブライ大学ヘブライ語学科博士課程に留学中の5年間、そしてイスラエルのバルイラン大学ヘブライ・セム語学科専任講師としてイスラエルに移住してから19年間、合わせて24年間住んだエルサレムを離れて今日でちょうど丸1年になりました。そして今回の人生の旅の最初の駅に何と42年半ぶりに移り住むことになったのはすでにここでも書いた通りです。

19年ぶりに住むことになった日本では、エルサレム生活の最後の方で3年間専門の学校で学ぶ機会を得たハシディズムの教えに基づいたユダヤ流人生の知恵を講座とコーチングという形で日本の皆さんにお伝えするオンライの私塾を立ち上げ、活動を続けています。

久しぶりの日本での生活はどうかという質問を色々な人から受けます。一言で言えば、以前気になっていたような国・文化の間の違いよりも、国・文化の違いを超えた人間個人・社会集団の根本的な共通点の方に目が行くようになりました。

国・文化の違いを超えた人間個人の根本的な共通点というのは、住む場所・環境は違っても、多くの人が幻想の自分、つまり(個人)自我、特にその思考に支配されて生きているだけでなく、このこと自体にも気づいていないということです。イスラエルでも日本でも基本的には同じで、おそらく他の国々でも同じなのだろうと思っています。

私自身、離婚をきっかけにして少しずつ目が覚めてていくまでは、同じ状態でしたから、偉そうなことは言えません。その後エルサレムで受けたユダヤ式ライフコーチングとハシディズムの一連の講座、そしてこれと並行して自分で学び続けたハシディズム以外のいわゆる神秘主義・非二元論の教えを通して、意識の状態が地殻変動とも呼べるくらいの大きな変化を遂げました。

例えて言えば、これまで厚い雲に覆われていた空が晴れ渡ったような感じです。これを日本の皆さんにも味わってもらいたい、そしてもっと喜びに溢れた本来の自分を取り戻してもらいたいと思って、この私塾の活動を続けていますが、残念ながら、こちらのメッセージが十分理解され伝わっているとは思えないままこの1年が経過しました。でも、そう簡単には諦めず、これからもしばらくは忍耐強く、そしてできるかぎりの思いやりの心を持って、伝え続けていければと思っています。

2年目となる日本での新生活では、この私塾での活動以外で、ある大きなプロジェクトに参加することが今週決まりました。現時点では詳細はまだ公言できないものの、ハシディズムの教えをいわば直感的に日本の皆さんにも知ってもらうための社会貢献プロジェクトです。ヘブライ語・イディッシュ語・日本語・ハシディズムの知識が必要とされるため、この企画者からお声がかかった次第です。しかもこの企画者というのは、かつて勤めていたイスラエルのバルイラン大学でおそらく世界でも珍しいハシディズム講座を担当している知り合いの研究者です。現時点では正確にいつになるか分かりませんが、このプロジェクトの成果は一般向けの日本語の本という形で紹介することになるはずです。

* 来週金曜日はユダヤ暦新年のため投稿の配信はありません。

PS: ご提供している講座・コーチング

PPS: つながる