2025-04-25

ユダヤ流有意義な人生 第5章 結婚 その1 結婚生活を成功させるのは何か

妻と夫が愛し合い、尊重し合うということや、2人の結びつきが常に育成され、常に成長が促される活力を持っているということの他に、結婚生活を成功に導く大切なものとして、例えば信頼し合うこと、健全な家庭を共に築くと共に決意すること、家庭の平和を育むことを学び、コミュニケーションの取り方や結婚生活で生じる様々な問題への対処法を学ぶことが挙げられます。

1 信頼し合うこと

信頼は一夜にして得られるものではなく、築くのに何年もかかります。しかしいったん築かれた信頼は、危機に瀕したときにも結婚生活を支える強固な基盤となります。

信頼は完璧な行動から生まれるものではなく、説明責任から生まれるものです。誰もが完璧であることを期待することはできませんが、健全な人は説明責任を果たし、過ちを認めることが期待できます。信頼とはあなたの態度や行動が、あなたの配偶者があなたを頼りできること、周りで誰も見ていなくても適切に行動できる誠実さを持っていることを長期にわたって示してきたことを意味します。

2 健全な家庭を共に築くと共に決意すること

健全な家庭とは、自分たちが快適に過ごすためだけでなく、他の人たちの光となるような家庭であり、道徳と美徳という原則に導かれた家庭です。そしてこうした家庭を築くことへのお互いが献身します。自分がこの決意に献身していることを配偶者に日々示すのは小さなことかもしれませんが、とても大切なことです。

3 家庭の平和を育むことを学び、コミュニケーションの取り方や結婚生活で生じる様々な問題への対処法を学ぶこと

これらを学ぶためには妻と夫の両方がが常に努力し続ける必要があります。結婚生活という神聖なものを持続させるために、もし自分の側に非があった場合は自分の責任を認めて問題を解決することに、これまたお互いが献身します。

配偶者の怒りに反応しないことで、紛争を回避できることも多々あります。相手を批判するということは結婚生活ではうまく行きません。そして夫婦間で争いが起きた場合、家族を巻き込まない方が良い場合もあります。問題が感情的になり、かえって悪くなることが少なくないからです。2人だけの力ではどうやっても仲直りできない場合は、2人が信頼する第三者に内密に相談するのが一番です。

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2025-04-18

ユダヤ流有意義な人生 第4章 思春期 その3 思春期のエネルギーはどこに向けられるべきなのか

若者の変化を真に望むのであれば、まず大人が自分の意識を大きく変えなければなりません。大人は若者との新しい会話の仕方を見つけなければなりません。年上の人と年下の人の関係において、それが親と子の関係、教師と生徒の関係でも、コミュニケーションがうまくいかないのは、常に知識のある人のせいであり、少ない人のせいではありません。年下の者が学べなかったことをその年下の者のせいにするのは、泣いている赤ちゃんのせいにするようなものです。赤ちゃんは必要に迫られて泣いているのであって、その必要性はより知識や経験の豊富な人によってのみ満たされるのです。その欲求を満たすことができるのは、より多くの知識と経験を持った人です。

若者の火はキャリアを築くためだけではなく、愛と与えに基づいた家庭やコミュニティを築くために使われなければなりません。若者はもともと落ち着きがなく、経験が浅いものです。だからこそ若者に青写真を提供することは、大人の責任であり、特権でもあります。

思春期の火を消してしまっていいことはありませんよね。大人は常に若者たちを励ますべきです。物質よりも精神が必要であること、お金よりも意味が必要であることを反抗的な若者たちから大人ははっきりと教えられています。だからこそ、若者は火のようなのもであり、その若さの炎を正しい方向に導けば世界を動かす力を持っているということを大人はお返しに若者に伝える必要があるのです。

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2025-04-11

ユダヤ流有意義な人生 第4章 思春期 その2 思春期の反抗は何を意味するのか

若者は反抗的であり、大人はその反抗を異常なこと、あるいは犯罪の一歩手前のことと考えています。しかし反抗は犯罪ではありません。犯罪は反抗が健全なはけ口を失ったときに起こります。つまり、簡単には諦めない、不正を許さない、みんなが考えているからといってその考えに従ってはいけないと人を鼓舞する純粋なエネルギーです。このエネルギーを発散する場を若者から奪うことは、深い苦痛と不安をもたらします。タービンに溜まった蒸気を考えてみてください。安全弁がなければ、遅かれ早かれ爆発してしまいます。若者の精神的、心理的なエネルギーを瓶に詰めてしまうのは最悪のことです。

若者の反抗の声は若者のエネルギーの叫びであり、導きを求める声でもあります。大人の役目はその叫びを強く確かな声に変えてあげることです。若い人たちは、明確に表現しないかもしれませんが、人生を意味あるものにする理由を探しています。

若者の叫びは非常に純粋なところから来ており、若者の理想主義は、たとえそれが大人の感覚から見てどんなに突飛なものであっても、大切にしなければなりません。人間の体の免疫機能が異物を拒絶するように、若者の魂は偽りの空虚な精神を拒絶するのです。大人は若者の叫びに耳を傾け、本当の意味での答を与えることを学ばなければなりません。

若者は人生を有意義なものにする方法を探しています。より大きな目的がなければ、人生は出来事の単なる連続に過ぎないと感じています。自分の人生で何を達成すべきなのかを考えているのです。自分の人生で何をすべきなのかについて、大人は若者と腹を割って話す必要があります。

大人と若者の関係は敵対するものである必要はありません。本来であれば、共生であるべきなのです。大人は若者から、魂の生の力を再認識し、自分の中にあるその力にアクセスすることを学びます。若者は大人から、経験とそれがもたらす判断力に代わるものはないことを学びます。大人の知恵と若者の情熱は無敵の組み合わせなのです。

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2025-04-04

ユダヤ流有意義な人生 第4章 思春期 その1 私たちが思春期と呼ぶこの過渡期は何なのか

若者とは火のようなものです。正しく向けられれば、世界の形そのものを変えることもできますが、正しく向けられることがなければ、思春期の火は良くて浪費になり、悪くすれば危険で破壊的な力になってしまいます。有意義な人生を送るとは思春期の火を活かすことです。そうするためには、思春期自体の目的を理解する必要があります。

思春期は本来、子供と大人の間に位置する奇妙な期間です。10代はもはや子供のように遊ぶことに満足していませんが、大人の仕事に完全に従事するための知識と経験はまだありません。若者は大人の不満や憧れの多くを経験し始めますが、それらに対処するための成熟度が不足している可能性があります。10代の若者には時間がたっぷりありますが、現代社会はこの時間を生産的に使うよりも、無駄に使う方法を提供することに長けています。思春期は人生の中で最も貴重な時期であると同時に、最も困難な時期でもあるのです。

つまり、一般的に言えば、エネルギーはないものの、方向はあるのが成人期だとすれば、方向性はないものの、エネルギーあるのが思春期だということになります。多くの大人は、思春期とは反抗期であり、成長しなければならない時期であると諦めているかもしれません。一方、若者は、大人は人生の意義や醍醐味を忘れてしまったと思っています。

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