2025-02-21

ユダヤ流有意義な人生 第2章 幼年期 その2 私たちはなぜ子供としてこの世に生まれてくるのか

そもそも私たちはなぜ子供としてこの世に生まれてくるのでしょうか。最初から自立できるような身体能力と知的技能が備わった状態で大人として生まれてくる方が効率が高いのではないかと思われませんか。

同じく子供として生まれてくるものの早くに自立できる他の動物と違って、私たち人間の子供は最初の数年は肉体的生存を、そして学校教育を終え働き始めるまでは経済的生存を周りの大人に世話してもらわなければいけません。しかしこれは見方を変えれば、幼年時代は生存・生計の心配がなく人生を過ごせる貴重な時期だということにもなります。

前世で学んだことをそのまま持ち込んで新しい人生を始めるということは、すでに何かが描かれたキャンバスに新しい絵を描こうとするようなものです。これでは描きたい絵も描けませんよね。つまり無邪気な状態でこの世の経験を始めるというふうになっているのは、見るもの聞くものがすべて新しく、したがって先入観なしに新しいことを体験できるようになるためです。しかし他方で、あらゆる経験をより敏感に受け取ることにもなり、同じ経験でも大人になってからした場合よりも傷つきやすいという危険性もあります。

PS: つながる