子供の間、私たちは自我(特にその「感情」)に完全に支配されています。それ以降初めて魂(特にその「知性」)が肉体の支配をめぐる戦いに挑むようになります。
こうした自我の完全支配のせいで、子供は基本的に自己中心的です。自分とその肉体的・感情的欲求のことしか頭にはなく、普通は周りにはお構いなしです。しかし子供のこの特質にはいい面もあります。それは大人と違って、自分の目的に集中できるということです。時間も忘れて、自分の好きなことに熱中している子供を見て、自分の幼年時代を思い出すことがありますよね。
子供は自己中心的な生き物であると考えれば、その当然の帰結として、自分の子供はお荷物ということになろうかと思います。しかし子供のいい面に目を向ければ、後で触れるように、大人は子供から学ばされることが少なくありません。