2025-11-14

ユダヤ流有意義な人生 第13章 苦痛と苦難 その4 苦痛を和らげるにはどうしたらいいか

苦痛から自分1人で抜け出すのは並大抵ではありません。というのも、苦痛によって行動や視界が制限され、ほとんど無力に近い状態になってしまうからです。そのため、より広い視野を持つことができる家族や友人に相談することが大切です。

苦痛から解放されるには、まず動くことから始めます。苦痛の状況から遠ざかり、気をそらすことで、そうした辛い症状を生み出した原因から遠ざかり、癒しを得ることができるのです。この動きは、新しい友人を見つける、新しい本を読む、プロジェクトに参加する、授業を受けるなど、孤独で近視眼的な自分自身と世界に対する見方を変えるのに役立つものであれば、何でもかまいません。

苦痛から抜け出すには、強い後押しが必要な人もいます。どん底に落ちるまで待つ必要はないのです。そこで重要な役割を果たすのが、本当の友人たちです。自分にとって大切な人が苦痛を経験している時には、その人が何を必要としているかにかかわらず、その人のそばにいてあげなければいけません。その人がこれ以上視野を狭めるのではなく、視野を広げる必要があるということを知らせてあげなければいけないのです。その人が自分自身を助けるのを助けてあげてください。

苦痛を和らげるもう1つの要素は、逆説的ですが、苦痛を喜んで受け入れることです。そして苦痛は自分の霊的成長の機会であることも忘れてはいけません。自分の行いを見直し、忙しい日常を一旦中断して、その苦痛の原因を調べる機会なのです。

苦痛は、霊的成長を犠牲にして、物質的な快適さにどれだけ溺れているかを確認する試験だとも考えてみてください。人生の本当の目的を認識し、確固たる意志でそれを追求する時、障害は挑戦に変わり、それに妨害される代わりに力と決意が引き出されるのです。

このような信頼を諦めと混同してはいけません。正しい行いをするための努力を増し、他の人が同じ用にするのを励まし、機会あるごとに同胞の苦痛を軽減するための原動力に苦痛を変えてくのです。そして苦痛には深い目的があることを理解し、その正体を明らかにもするのです。

PS: つながる