とても気に入っているハシディズムの教えのひとつに、誰にとっても人生で最も大切な共通の2日があるというものがあります。これまで講座・コーチングを受けてもらった方々の一部にはお話しました。それ以外の皆さんは、どの2日が人生で最も大切なのか、そしてそれはなぜなのかということを今考えてみてください。そして答が出てきたら、この続きを読んでください。
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まずは生まれてきた日です。なぜかというと、言ってみればその日はあなたがいなければ世界は成り立たないと宇宙が決めた日だからです。次にはなぜ生まれてきたのかが分かった日です。なぜかというと、この日を境に、人生という旅の行き先がはっきりした日だからです。この行き先は人生の使命と目的と呼ぶことができます。
この両者には違いがあります。人生の使命とは対外的なもので、社会・世界にどんな貢献をするかになります。これに対して、人生の目的とは対内的なもの、自分をどう霊的に成長させるか、具体的には自分のどんな徳を高め磨くかになります。例えば、忍耐力や思いやりとかがその例になるでしょう。
1人ずつ決まっている人生の使命と目的は、魂が人生でどんな肉体を借りるか、そしてどんな人生を経験するかを決めるとされています。逆に言えば、人生の使命と目的を知っていれば、人生で遭遇する経験を最大限活用するような人生の賢い選択が可能になるということにもなります。ここで注意する必要があるのは、使命と目的をそれらを叶えるための手段や方法と混同してしまわないことです。
皆さんは自分の人生の使命と目的はもうお分かりでしょうか。中々難しいですよね。これらを見つけること自体がある意味で人生の目的でもあるとすら言われています。
かく言う私自身、自分の人生の使命が分かったのは、2017年11月から10週間合計50時間、当時まだ住んでいたエルサレムでユダヤ式ライフコーチングを受けることででした。これによって、それまでの人生を根本的に見直す機会になりました。もっと具体的には、大学で言語の研究をすることは、自分の人生の使命ではないだけでなく、それを叶えるための手段や方法ですらないことまでが突然はっきりを分かったのです。
それで結局大学は早期辞職して、このユダヤ式ライフコーチングを日本に住む日本語話者を対象にオンラインで伝えるという仕事を始めました。当初はこれが使命だと錯覚していましたが、その後これはひとつの方法であることに気づき、昨年9月末に日本に一旦移り住んでからは、ユダヤ流人生の知恵というオンラインの私塾を立ち上げ、このユダヤ式ライフコーチングだけでなく、ユダヤ流人生の知恵を様々な視点からご紹介する色々な講座も始めることになりました。そしてこのユダヤ式ライフコーチングでは、私自身も受けた通常8回のものだけでなく、色々な質問を人生の使命あるいは目的を見つけてもらうことを目指した単発のコーチングも提供しています。
人生の目的の方は分かったのが実は何と今月初めの土曜日でした。日がまだ長い夏の間の土曜日の日没前の1時間、1人自然の中を散策し、黙考するというここ3年来の毎週の習慣の途中で、自分の人生の目的を表す2語が突然ひらめいてきたのです。これら2つの徳を高め磨くことが人生の目的ということになります。
これら2つの人生の目的という観点からこれまでの人生経験をずっと見直してみると、繰り返し起きるあるパターンがあることをすぐに気づいただけでなく、これらの目的を叶えるために最適化されたものであることも分かり、人生はうまくできているものだと大きな感動すら覚えました。
人生の使命が分かった時には、人生という旅の視界が良好になったことを覚えていますが、今回人生の目的も分かり、視界はさらに明瞭になった気分です。