以下は Rabbi Marc Angel の著書 Losing the Rat Race, Winning at Life の冒頭部分をまとめたものです。皆さんが人生の使命と目的を考え、ひいては人生を見つめ直すための参考になれば幸いです。私自身、少なくともイスラエルでは大学という職場が出世競争の場以外の何物でもなく、そこで定年までもう10年以上あくせくしている自分を想像できず、大学を早期辞職する決断を下す際にとても助けになった本の1冊です。
1 人生の本当の勝敗
- 出世競争で負けなければ、人生に本当に勝つことはできない。
- 人生をよく生きるとは、知恵を持ち、人生の意味を理性を超えて感じ、他者を愛し、共感し、助けることができることである。
- これは、他人を負かすための戦いとして人生を見ないということでもある。
2 出世競争に捕われている人たちの特徴
- 他人を負かすことに常にあくせくしている。
- 嫉妬・欲・競争心に支配されている。
- 人生の究極の意味が見いだせず、代わりに可能な限りの名誉・富・快楽を求めている。
- しかし普通は邪悪でも腐敗しているわけではない。
- 人生について深く考えることがなく、したがって自分の価値観と理想を守ろうとしなかったせいで出世競争に捕らわれるようになっただけである。
- 社会が決めたレールに乗った人生を送るために自分の自由と自律性を放棄してしまっている。
3 出世競争の特徴
- 外見・富・権力・人気・名声といった外面的なことに異常にこだわること
- 人生は壮大な競争であり、他人に遅れることがあってはならないという思い
- 他人が決めた規則を受け入れること
- 自分の価値観を犠牲にしてまで周りに合わせようとすること
- 責任ある選択をする自由を損なうような基準を自分のものにすること
- 自分を昇進させるためなら倫理的基準を捨ててもいいと思うこと