2025-01-24

ユダヤ流有意義な人生 第1章 誕生 その1 私たちはなぜ生まれてくるのか

* 「ユダヤ流人生の知恵」という講座の枠組で、1月と2月に開講している「ユダヤ流有意義な人生」で8回かけて口頭でお伝えしている内容を、1年間44回に分けて、文字に簡単にまとめて皆さんにご紹介していくことにしました。情報や知識と違って、知恵の場合、口頭では伝わるものの文字にしてしまうと失われてしまう大切なこともあることをご理解の上お読みください。

* 全体は以下の15章からなっています。1)誕生、2)幼年期、3)教育、4)思春期、5)結婚、6)愛、7)親密行為、8)家庭と家族、9)健康とフィットネス、10)仕事と生産性、11)慈善行為と富、12)老化と引退、13)死と服喪、14)苦痛と苦難、15)恐怖と不安。

私たちはなぜ生まれてくるのかという難しい、しかし本質的な問に対しては様々なレベルの答がありますが、有意義な人生につながるという意味でおそらく一番分かりやすいのは、魂がこの世で肉体を通して使命を果たすために私たちは生まれてくるというものです。そしてこの使命とは自分だけのためのものではなく、他者のためになるようなことです。私たちの人生において一番大切な日が2つあります。1つは生まれた日で、もう1つはなぜ生まれたのか分かった日、つまり自分の使命が分かった日です。

自分の使命が分からないまま生き続けるということは、行き先が定まらないまま航行を続ける船のようなものです。かと言って、自分の使命が何なのか確定するのは簡単なことではありません。私たち(の自我)が望むこと、例えばいわゆる「成功」は誰にとっても人生の使命ではありません。使命を果たすために魂に必要なことは人生のいずれかの段階ですべて与えられる、あるいは経験するようになっています。自分の人生の使命は何かということを一言でまとまった形ではっきりと知る、あるいは知らされることは普通不可能ですが、ある程度人生を生きた後では、そこで経た人生経験を通して間接的にうかがい知ることが可能です。

PS: もっと学ぶ

ユダヤ流人生の問

人生で遭遇する様々な問題を毎回テーマとして選び、それに関係した具体的な質問を出して、参加者の皆さんにその場で考えてもらって出し合います。そしてそれに対する答の例としてユダヤ流人生の知恵を紹介し、それについてさらにやり取りをすることで理解を深めてきます。くすんだ自分と人生に輝きを取り戻すための具体的ですぐに実行可能なヒントを毎回持ち帰っていってもらえればと願っています。

さらには、毎回の授業の冒頭では、私がヘブライ語から日本語に訳すハシディズムの説話を毎回テーマを決めて口頭でご紹介します。ハシディズムの説話は質疑応答とは全く別の形で、別の所に働きかけることでくすんだ自分と人生に輝きを取り戻すための伝統的な方法です。

お申し込み: 2025年2月28日締め切り

ユダヤ流本当の自分を取り戻す方法

これまでイスラエルででも日本ででも「あなたは誰ですか」という質問にどう答えますかということを多くの人に尋ねてきました。ほとんど全員から返ってきた答というのは本当の自分ではなく幻想の自分についてのものでした。

本来私たちのためになるはずの道具である言語に、実際には私たちは使われてしまっているのです。言語のせいで無意識にレッテル貼りをしてしまうからです。そしてもっとも厄介なレッテル貼りは自分へのものです。自分自身で貼る場合もあるでしょうし、周りから貼られる場合もあるでしょう。

生まれてすぐに名前というレッテルを貼られてからは、人生の年数を重ねれば重ねるほど、自分で貼る、そして他人から貼られるレッテルが増え、しまいには何重にも覆いかぶさるレッテルに覆われて、本当の自分は見えなくなってしまうのが普通です。

こうして貼られたレッテルの集合体を幻想の自分と呼ぶこともできるでしょう。特別な学びや訓練を受けていない多くの人は幻想に自分に支配された人生を送っているだけでなく、この事実にすら普通は気づいていません。

幻想の自分に支配された状態から出てくる思考・発言・行動は自分との関係そして他人との関係で様々な問題を引き起きします。こうした問題だけに焦点を当てて、それだけを変えようとしても、根本的な解決にはなりません。本当の自分を取り戻すのが遠回りなようで、実は一番の近道なのです。 この講座では、本当の自分を取り出す28の方法をご紹介し、それを実践してもらうものです。今の人生、特に自分との関係そして他人との関係に問題あるいは疑問を感じている方はぜひ受講してください。2ヶ月間8回の授業の後には、自分でもその存在をすっかり忘れてしまっていた本当の自分が姿を現すはずです。

PS: つながる