普通私たちは「失敗」や困難といった経験をした時に悲しみを感じるものです。でも、悲しみによってこうした問題が解決するかというと、解決するどころか、諸々の否定的な感情に巻き込まれていってしまう一方です。
それでもなぜ私たちは悲しみに身を委ねてしまうのでしょうか。それは皮肉にも、悲しみは私たちを慰めてくれるからです。悲しみによって自分を可哀想に思い、それが慰めになるのです。
しかしこれには危険も伴います。それは、悲しみの状態にあると、私たちは一時停止の状態になってしまうからです。いやさら何をやっても無駄だと思い込んでしまうのです。そうなると、そもそも自分が無価値だと思ってしまい、悪循環に陥ってしまいます。
今度「失敗」や困難に遭遇された時には、このことを思い出して、悲しみに身を委ねないようにしてみてください。繰り返しますが、自分の「失敗」や困難を悲しんだからといって、状況は改善するどころか、悪化するだけだからです。