2026-07-17

ハシディズムが教える人生の知恵 その7 機敏さ

機敏さ、つまり必要以上に考えすぎて行動をいつまでも先延ばしにする代わりに、必要最低限のことを考えたらできるだけすぐに行動に移すことには、せっかくの機会を逃さない助けになるという以外にもある強い助けになってくれます。それは、本当の自分の成長になることをやろうと思っていると決まって聞こえてくる自我の「甘い」ささやき声に邪魔をする隙を与えないということです。

こうした自我のささやき声が聞こえてきた際に、それに聞き耳を立てていると、不安や疑念ばかりが募る一方で、集中力ややる気も削がれていって、行動のための第一歩がますます踏み出せなくなるという、悪循環に陥ってしまいます。こうした悪循環に陥ってしまわないにするには、自我のささやき声に乗せられてしまう前に行動に出るのです。

さらには自我からすら学ぶことができます。皮肉にもそれがまさに機敏さです。自我の場合、私たちが少しでも行動をためらっていると見るやいなや、行動を妨害するためのささやき声をすぐにかけてくるのです。本当の自分の成長を遂げらると、自分の生き残りに脅かされることになるので、自我も必死になって機敏に反応してきます。これを見習って、私たちも自我に邪魔をする隙を与えないように、機敏に対応すればいいのです。

PS: つながる